一般診療
General Practice
患者さん自身の将来を真剣に考える
当クリニックでは、虫歯にならない歯の健康管理を重視しています。虫歯になって治療をすることを繰り返すのは、患者さん自身の将来を真剣に考えると、やはりよいことではありません。欧米では、日常的となっている定期的な歯のケアをすることが大切です。食後や就寝前の歯磨きは重要ですが、それだけでは健康な歯を守りきれないのが現実です。日ごろの歯磨きだけでは、落としきれない汚れを専用の器具で落とすことで、虫歯のケアはもちろん、歯の色も今までとは違い、きれいになります。また、ご自身でのケアの仕方もセルフケアに役立つようアドバイスいたします。当医院では、表面麻酔を施し、できるだけ痛くない麻酔と治療を心がけています。麻酔注射にはゆっくりと注入することができる注射器を使用し、患者さまの負担を軽減してます。
歯周病はどうしてなってしまうのでしょうか?
歯垢(プラーク)の中にはたくさんのばい菌がいます。その歯垢が歯のつけねの歯肉につくと、中のばい菌の出す毒素の影響で歯肉が腫れたり痛くなったりします。また歯みがきをすると出血しやすくなります。それが歯周病のはじまりです。歯垢はお口の中で時間がたつと歯石になります。歯石は表面がザラザラしているので、歯石の上にはとくに歯垢がつきやすくなります。また部位的には下の前歯の裏側に歯石がつきやすいです。歯石が少しずつ歯の根っこに沿って下に進行していくと、歯と歯肉の間のすきまが深くなっていきます。これが歯周ポケットです。少しずつ歯の下に進行した歯石によって歯の根っこを支える骨(歯槽骨)が吸収されます。歯を支える骨が減ってしまうので、歯は少しずつ揺れてきます。歯を支える骨が吸収されるため歯肉がやせて歯の根っこがみえてきます。そのため歯がのびたようになり、しばしば冷たい飲み物で歯がしみてきたりします。また、歯垢や歯石は口臭の原因にもなります。歯垢や歯石はこのような悪影響をお口の中にもたらします。毎日の歯みがきがいちばん大切な歯周病の予防になります。